心の日めくりシリーズ
専心堂 
入学・入団記念に! 心の日めくりシリーズ!
第4弾、『心の蹴球(サッカー)日めくり』も加わり、
心の野球日めくり』『心の排球(バレーボール)日めくり』『心の籠球(バスケ)日めくり』好評発売中!
新 野球色紙』『卓球色紙』も、いかかですか!  
      
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    『心の蹴球(サッカー)日めくり』をのぞき見   NEW!
   ※「心の蹴球日めくり」の中から、その何日分かを紹介させていただきます。
 
 
(11)ピッチの外にも 俺たちのサッカーがある

 
「自分たちのサッカーをします」そんなコメントをよく耳にします。
 

自分たちがずっと練習してきたこと、

自分たちの能力をいかした得点する可能性が一番大きい攻撃、

また、自分たちの能力をいかした一番失点しない守備

そして・・・そのチームの伝統など。

しかし、「チーム」というのは、ピッチの上だけで表現されるものではありません。ピッチの外もチームな訳です。当然、ピッチの外でも得点できる可能性が高い方法があり、失点しない方法があるのです。

たとえピッチに立てなくても、ピッチの外でも俺たちのサッカーをしているのです。
 
(23)何をビビってる このプレッシャーこそが サッカーじゃないか
 
たとえば卓球などの個人競技の団体戦ですと、勝ったのは君!負けたのは君!と勝因にしても敗因にしても残酷なくらい明白です。

しかし、チームプレーの種目だと、そのあたりが結構微妙で、これだと決めきれないことが多いです。

そんな中で、サッカーのPKは、全くの個人競技と同じ。決めた、外したがはっきりします。選手によっては、PKは「いや!」と公言している人もいますが、これも自分の大好きなサッカーの重要なプレー。この残酷さも大好きなサッカーなのです。

さあ、勇気を持って覚悟しなさい。勇気を持って立ち向かう姿・・・サッカーは、子どもを大人に変えてくれます。

 
(9)そのゴールの前に 数え切れない アシストがあります

単純に、アシストということばの定義は、シュートを決めた選手の出された直前のパスのことを言います。

でも、サッカー自体だけでなく、チームを取り巻く状況もこれだけ組織的になった今日、直前に出したバスだけがアシストといえるのでしょうか。

たとえば、お父さんに送り迎えしてもらいました。これはアシストではないのか。単なる当番か。

たとえば、お母さんがお弁当を作ってくれました。これはアシストではないのか。単なる義務か。

ゴールとは違いアシストの定義はあいまいです。アシストの記録が公式記録として残ることは少ないです。

公式記録として残らないものの中にこそ、見落としてはならない本質があります。

(記録として残らないものを、愛情ともいいます。)
 
 

(12)強いやつほど 小さな努力を積み重ねている

私が小学校の頃、いつもグランドの周囲を黙々と走るひとりの先輩がいました。実は、その先輩は幼い頃、農機具で怪我をされ、片方の指先を落とされていました。ただひたすらにボールを蹴る姿を、ジャングルジムの上から見ていたのを覚えています。

怪我した自分に挑まれていたのでしょうか。

私はいつもその先輩の気持ちの強さをひしひしと感じていました。

強いから、努力を重ねられるのか。

努力を重ねるから強いのか。

ただ、最後に勝つのは、努力です。

(しかし、本当に強いやつは、それを努力だとは思っていませんがね)


 
 
 

(17)あきらめるということは 君ひとりのことではすまない

 
あきらめた瞬間、試合は終わります。
あきらめるということは、そこで「断ち切れる」ということ。
次には、決して続いていかないということです。

あきらめなかったからこそ、大逆転が生まれた!
このことは数々の歴史が証明しています。

大きなことを成し遂げるには
どこかに逆境があり、とても苦しいときがあります。
そこで、へこたれない。
そんなときほど、勇気を奮い立たせる。
 
みんなは、あきらめていません。
何くそ!   負けてたまるか!